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イルクーツク都市情報

イルクーツクは「イルクート川の町」という意味の名で、東シベリアを代表する古都。17世紀に帝政ロシアの命を受けたコサックの一隊が原住民のブリヤート族から毛皮を徴収するための冬季屯営地を築いたのが町の始まりです。1803年にはシベリア総督府が設置され、東部シベリアの行政の中心となり、また中国やモンゴルとの通商の拠点として繁栄しました。ツァーリ(ロシア皇帝)の専制と農奴制に反対して立ち上がった青年貴族将校らによる「デカブリストの乱」(※1825年12月/サンクトペテルブルク)に加わり、鎮圧された後にはイルクーツクへ流刑になった人たちがいます。当時、辺境の町でありながら帝都サンクトペテルブルクに似た街並みを誇るのは、都から流刑になった青年貴族らの存在が大きいと伝えられています。町にはモンゴル語通訳養成所、日本語学校、航海・測量学校などの教育施設が早くから充実し、現在では数多くの研究機関、高等教育機関が設けられ、シベリアの学術基地の観があります。18世紀に千島や沿海州に漂着した日本人漁民が滞留した町でもあり、日本との交流は古く、金沢市とは姉妹都市となっています。

キーロフ広場Ploshchad Kirova

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市庁舎に面した町の中心にあります。広場の中央には美しい噴水があり、アンガラ川近くに第二次大戦の英雄を偲ぶ「永遠の火」が燃えている。アンガラホテルも目の前にあります。

スパスカヤ教会Church of Saviour

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18世紀にたてられたロシア正教会。イツクーツクのキーロフ広場に建つ美しい教会です。白壁とドームのコンストラストがとても美しいです。西面の隣には第二次世界大戦の戦没者を祀ったモニュメントがあり永遠の火がともされています。

ズナメンスキー修道院Znamensky Monastery

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ウシコフカ川をわたってすぐ、金色に輝くドームが目をひきます。イルクーツクに現存する石造教会のなかでスパスカヤ、クレストワスドビジェンスカヤ、トロイツカヤなどとともに古いもので、構内には18世紀後半の航海家シェリホフや、デカブリストの乱で追放された貴族たちの墓が残っています。緑の木々に抱かれた聖堂には静寂な空気が漂います。

カザン教会Kazansky cathedral

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カザン教会

イルクーツク市内から少し離れたところにかわいらしい外観の『カザン教会』があります。カザン教会は地元の人々によって建てられた最初の教会でしたが、1716年に一度火災で焼失しました。現在の教会は1885年に建てられたものです。外観の美しさも素晴らしいのですが、内部も非常にきらびやかで豪華な造りとなりとても美しい教会です。 外観・内部とも見応えのあるイルクーツクのカザン教会は写真映え間違いありません。

イルクーツク郷土博物館Irkursk Museum

イルクーツク郷土博物館

アンガラ川沿いの公園近くにあり、東シベリア原住民のヤクート族、ブリヤートモンゴル族、エベンキ族などの生活用品を展示しています。ほかにシベリアに流刑されたデカブリストに関する資料も集められています。バイカル湖の動植物などの自然関係は、バリシャー ヤ通りにある分館に展示されています。

デカプリスト博物館 トルベツコイの家Trubetskoy house

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デカプリスト博物館 トルベツコイの家

帝政に対して反乱を起こしたサンクトペテルブルクの貴族たち(デカプリスト)はイルクーツクに流刑されました。 そのうちの一人、トルベツコイ公爵の住居です。当時の木造建築の様式がよくわかり資料を展示しています。

イルクーツク州立美術館V. Sukschyov Irkutsk Regional Art Museum

イルクーツク州立美術館

シベリアでは有数の規模を誇る美術館。2階はイコンをはじめレーピンやシーシキン、セローフなどロシア人画家の作品のほか西洋美術も展示しています。

130地区

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130地区

13~15世紀の古きよきイルクーツクの街並みを再現したいったい。入口にはイルクーツク市の紋章にもなっているバーブルの銅像が立ちます。木造家屋にはレストランやカフェ、お土産店も入り奥には大きなショッピングセンターもあり便利です。

イルクーツク郊外

タリツィ木造建築博物館Museum of Wooden Architecture

イルクーツク発着バイカル湖周辺観光
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タリツィ木造建築博物館

イルクーツク市内からバスで30分。バイカル街道の途中にある屋外博物館。昔のシベリア地方の農村のイズバと呼ばれる農家やユニークな民具を見ることができます。ダムの建設によって水没したブラーツク、ウスチイリムスク地区からは古い木造建築が移築され、往時の村の姿をしのばせています。古い家屋の中には300年以上も前の建築も少なくありません。

バイカル湖Lake Baikal

イルクーツク発着バイカル湖岸鉄道乗車
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  • バイカル湖
  • バイカル湖

「バイカル湖は謎だ。シベリア人たちがこれを湖ではなく、海とたとえるのも無理はない」と書いたのはかのチェーホフです。 「聖なるバイカル」は最深部1,620mで世界一、周囲は632km、湖水面積31,500平方kmで全世界の淡水量の5分の1を有しています。335もの河川が流入し、この湖水の全水量が入れ替わるには332年かかるといわれています。湖から流れ出ているのは、名だたる急流で知られる「シベリア美女」アンガラ川ただひとつ。
バイカルの水は、夏でも冷たく、摂氏8℃の水温を越すことはありません。それは太陽で暖められた表層の水がアンガラ川へ流れ出るため、湖底の冷水はアンガラ河口の底にある岩礁が流出を妨げているからです。バイカルの透明度は世界一といわれ、春先、湖面が氷の鎧から解き放たれた頃には水深40Mまでの透明度が確認されています。
 バイカルには、淡水湖にもかかわらず海にしか棲息しない動物がおり、世界中でここにしかいない生物が180種以上もいます。(鱗がなく薔薇色の体で、ほとんどが脂肪でできている深水魚ガラシャミン、バイカルアザラシなど。)
 バイカル湖には22の島があり、最も大きい島がオリホン島。湖のほぼ中央に位置し、730平方kmの広さで、主に漁師たちが住んでいます。 バイカルとはトルコ語の「豊富」を意味し、バイカル湖はすなわち魚の豊富な湖であるといわれています。謎の湖はまた、そこに住む人々にとっての恵みの湖でもあります。

バイカル湖岸鉄道(バイカル環状観光鉄道)Circum-Baikal Railway

イルクーツク発着バイカル湖岸鉄道乗車
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  • バイカル湖岸鉄道(バイカル環状観光鉄道)
  • バイカル湖岸鉄道(バイカル環状観光鉄道)

イルクーツクからバイカル湖畔のポート・バイカルへと走る観光列車です。バイカル湖岸鉄道の車窓からみる湖畔の景色が抜群です。数々のトンネルも残るこの鉄道、アンガラ川のダム建設以前はシベリア鉄道の本線でした。シベリア鉄道の中でこのバイカル湖岸の敷設工事はもっとも困難を極めました。険しい湖岸にはトンネルや橋の多くがそのまま残され史跡として見学出来ます。

バイカル博物館(バイカル湖沼学研究所)Baikal Limnological Institute

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正式にはロシア科学アカデミー・シベリア支部イルクーツク化学センター・バイカル博物館です。バイカル湖付近に生息する珍しい動植物を研究しています。湖の南西岸リストビヤンカにあります。研究用の特別の科学調査団をもっています。館内には小さな水族館がありオームリなどバイカル湖の生き物を見ることが出来ます。

チェルスキー岩展望台Chersky Peak

標高約700mにある展望台でその名はシベリア研究に尽力した地理学者イワン・チェルスキーにちなんでいます。展望台からはバイカル湖が一望でき、その広さを実感することが出来ます。展望台のある山は冬期はスキー場になります。

ニコライ教会St.Nicholas Church

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ニコライ教会

リストビヤンカ村にあるニコライ教会は、1864年に建設された木造の教会。 緑色の丸屋根が印象的。

ニェルピナーリ

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ニェルピナーリ

バイカルアザラシショーが見られる水族館。だいたい1位時間おきに1回のペースでバイカルアザラシが芸を披露します。 館内は写真撮影は禁止になっていますが外で気に入ったバイカルアザラシの写真を購入することが出来ます。

オリホン島 Olkhon Island

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オリホン島ロシアシベリアのバイカル湖に浮かぶ最大の島です。その面積は730km²、長さ72km、幅12kmで湖と同じ方向に沿って細長い形をしています。東岸には険しい山があり、最高峰高さ1,300mのイジマ山という頂きをもつ山脈です。そしてオリホン島内には5つの湖やタイガ、ステップそして小さな砂漠もあります。人口はたった1500人で、その多くは先住民族のブリヤート人になります。オリホン島にはキャンプ場もあり宿泊可能です。

ブリヤート民族村『ウスチ・オルダ』

イルクーツク ブリヤート民族の村訪問
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イルクーツクから70㎞程のところにあるウスチオルダ・ブリヤート自治管区内にブリヤート民族村『ウスチ・オルダ』はあります。ブリヤート人は日本人と同じルーツを持つといわれています。郷土博物館もあります。またシャーマンの儀式を見ることも出来ます。ブリヤート料理もお楽しみいただけます。

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