ウラジオストクの観光スポット
ロシアの首都モスクワから9288㌔の長大な旅を終えた車輛が到着するウラジオストク駅は街の中心にあります。 アジアから欧州へ、欧州からアジアへ。様々な国籍の人々が交差する駅は国際都市ウラジストクを代表する象徴的な場所です。
スベトランスカヤ通りと金角湾に挟まれた大きな広場。傍らには沿海州の行政機関の合同庁舎がおかれている高層ビルが建っています。オケアン通りの坂道を金角湾に向かって下った辺りの広場の中央部に、ロシア革命とパルチザン勝利の記念碑があります。毎金曜日には、この広場に自由市場が開き、多くの市民で賑わっています。
市の北東部にある高台の名称。ここから見下ろす金角湾の眺めは、どことなく「グラバー邸からの長崎湾に似ている。」という人も。この丘で若いロシア人カップルが訪れている姿をよくみかけます。観光名所でもあります。途中まで可愛いケーブルカーで行くことも出来ます。
太平洋艦隊総司令部の建物の下の海岸にあり、博物館として艦内を一般に解放しています。第2次世界大戦で10隻の敵艦を撃沈させた強者。現代の近代的潜水艦とは違う、どこかレトロな当時の潜水艦内部が窺え、「この中で戦ったの?」と思わず首を傾げるほどの造り。当時の乗組員達の苦労も窺えます。
帝政時代からソ連時代にかけて、規模を拡大強化された要塞がウラジオストク市内及び郊外に広く点在しています。博物館はそれらの点在する要塞の当時の役割や逸話を現代に伝えるため、民間団体が設立したロシアでは珍しい博物館です。日本だけでなく、遠くはイギリス艦隊やアメリアからも軍艦が威嚇にやってきた時代があり、要塞を拡大した当時のロシア側の意図もよく伝わります。実際の要塞跡地も見学可能ですが、管理されておらず、観光客の受け入れ準備が整っていないため市内の当博物館を訪問されることをおすすめします。毎日昼12時ちょうどに博物館敷地内にある大砲から‘サリュート!’(祝砲)が1発打たれます。この祝砲を見学しようと12時には地元ロシア人や海外からの観光客で賑わいをみせています。
19世紀末ドイツ人により建設された現在のグム百貨店をはじめ、この通りにある多くの建物は19世紀末に建てられたもので、ヨーロッパ的な建築様式の影響が見受けられます。
沿海州の探検家、アルセーニエフの名を冠する博物館。沿海州の自然、地理、歴史、文化に関する資料を展示している。この地に生息する様々な蛇、鳥類、大小の動物、なかでもこの地方にしかいないアムール豹やウスリー虎など珍しい標本を見学できる。1930年代のレーシング・バイクやプラモデルのコレクション、この町に縁のあるユル・ブリンナー一家の記録など風変わりな展示品もある。
ここでの意外な出会いは、17世紀のオランダ絵画が多いこと、カンディンスキーの作品を含むロシアの画家の傑作が含まれていることです。一説では、初期のシャガールの作品をも所蔵しているといわれていますが...。
1910年に建てられた高さ11.9mの灯台で、周辺には浅瀬のビーチとなっています。夏には泳ぐ人も。満潮時には浅瀬が海に沈みそばまで行くことが出来なくなります。ウラジオストクで最近人気のスポットになっています。
ルースキー島に新しく建てられた水族館。ルースキー島に行く途中には半島と島をつなぐルースキー大橋を渡ります。イルカノショーがとても人気があり夏は特に混雑します。チョウザメが飼育されています。機会があれば訪れておきたい楽しい水族館です。
1891年、アジア諸国の歴訪から帰国するニコライ皇太子(のちのニコライ2世)を歓迎するために市会の決議に基づいて建てられた歓迎門。ロシア革命後1927年に取り壊されましたが、2003年にはウラジオストクの実業家たちの寄付で新しく復元されました。