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ユジノサハリンスク都市情報

サハリンは北海道のすぐ北に位置する島です。島内の人口は40万人で、北サハリンには豊富な油田と天然ガスが確認されており、大規模な石油開発事業を展開しています。1905年から45年までは日本の領土で「樺太」と呼ばれていました。当時40万もの日本人が暮らしていました。最近ではおしゃれなカフェやレストランが出来ています。日本からも直行便が運行されていて成田空港からはたった2時間20分という近さ。2018年からは電子簡易ビザの発給も始まり行きやすい街になりました。サハリンの州都であるユジノサハリンスクはかつて「豊原」と呼ばれ、日本政府の樺太庁がおかれていました。郷土誌博物館(旧樺太庁博物 館)や美術館(旧拓殖銀豊原支店)などの建物は当時を偲ぶことができます。日本から一番近い鉄道も走るヨーロッパ風の島それがサハリンです。

サハリン州立郷土博物館Regional Museum

日本の面影を辿る市内ツアー
サハリン州立郷土博物館
サハリン州立郷土博物館

日本統治時代の1937年に設立。旧樺太庁博物館。石造建設で日本の城郭を思わせる佇まいです。サハリンの自然や少数民族の展示があり、特にアイヌ民族に関して詳しい資料が多くあります。館内の中庭には日露戦争当時使用された旧ロシア軍と旧日本軍の大砲が展示されています。

山の空気展望台(旧旭ヶ丘)Observatory

ユジノサハリンスクの市街地の東外れにある標高600m高台で、ゴンドラで登った展望台から ゴールヌィ・ヴォーズドフと呼ばれる標高600m~800mの展望台で、ユジノサハリンスクの街並みを一望することができます。夏は野外バーベキュー設備が利用でき、サハリン市民の憩いの場でもあります。

ガガーリン文化公園Gagarin Park

ガガーリン文化公園

街の北東にある旧豊原公園は豊かな自然に包まれており、市民の憩いの場所となっています。テニスコートや観覧車、池などがあり、その池を一周するように子供鉄道が走っています。子供鉄道は鉄道局が管理する本格的なシステムで、運営は鉄道学校の子供たちが行っています。

サハリン州立美術館Arts Museum

日本統治時代の旧拓殖銀行の建物を現在は美術館として利用しており、サハリン内外の近代美術7千点の作品を展示しています。

サハリン鉄道歴史博物館Irkursk Museum

サハリン鉄道歴史博物館
サハリン鉄道歴史博物館
サハリン鉄道歴史博物館

2004年に開館したサハリン鉄道の歴史博物館。駅の近くにあるサハリン鉄道博物館は、日本人としてぜひ訪ねておきたい場所の一つです。サハリン南部に現在の鉄路が敷かれたのは樺太時代であるためにも日本の鉄道関連書籍もおかれている。博物館の外の駅の施設内には多数のサハリン鉄道の歴史を支えた車両が陳列されている。

ユジノサハリンスク郊外

トゥナイチャ湖Lake Tunaycha

トゥナイチャ湖❀フラワーハイキング
トゥナイチャ湖
トゥナイチャ湖

市内から南東へ約40km。オホーツク海に面している湖で、夏になると泳いだり釣りをしたりすることができます。夏には周辺にヤナギランなど高山植物が咲きます。6月中旬から7月ころがフラワーウォッチングにはお勧めです。

チェーホフ山Mt.Chekhov

チェーホフ山❁フラワーハイキング
チェーホフ山
チェーホフ山
チェーホフ山

標高1045mとサハリン南部では最も高い山です。ユジノサハリンスクからも近くフラワーハイキングにはお勧めスポットです。夏にはエゾツツジ、ハクサンチドリなど高山植物が咲きます。さまざまな高原植物を見ながら山頂までゆっくり上って3時間ほどです。晴れた日にはユジノサハリンスク市内やオホーツク海を見渡すことが出来ます。ハキング中級者向けのコースです。

カエル岩(ベストチカ村)

カエル岩(ベストチカ村)
カエル岩(ベストチカ村)
カエル岩(ベストチカ村)

古代からのパワースポットであるカエル岩。8メートルを超える岩はカエルに少し似ているため「カエル岩」と呼ばれています。ヴェストチカ村からの緩やかな3キロの林道を進みます天気がよければ岩の上からはイズメンチヴェオ湖、トゥナイチャ湖、山の美しい景色を眺めることが出来ます。また古代からカエル岩はアイヌ民族の聖地として崇拝されています。

ヴェリカン岬

ヴェリカン岬
ヴェリカン岬

サハリン島の南西海岸に位置している約2キロにわたる長い海辺で幻想的な奇岩をが楽しめます。中でも大男の横顔に似ていることからヴェリカン(ロシア語で巨人の意味)と名付けられています。

アニワ灯台

アニワ灯台
アニワ灯台

アニワ灯台は1939年に建築されました。灯台は現在営業していません。不思議な雰囲気と美しいサハリンの自然のを楽しむことが出来ます。

アニワ灯台岸鉄道(バイカル環状観光鉄道)Circum-Baikal Railway

ユジノサハリンスクからアニワ灯台畔のポート・バイカルへと走る観光列車です。アニワ灯台岸鉄道の車窓からみる湖畔の景色が抜群です。数々のトンネルも残るこの鉄道、アンガラ川のダム建設以前はシベリア鉄道の本線でした。シベリア鉄道の中でこのアニワ灯台岸の敷設工事はもっとも困難を極めました。険しい湖岸にはトンネルや橋の多くがそのまま残され史跡として見学出来ます。

鬼の橋Baikal Limnological Institute

幻の「鬼の橋」ハイキングツアー

鬼の橋

ホルムスク近郊にある日本統治時代に作られた橋。鬼の橋は樺太時代に建てられた非常に複雑な構造を持っている橋です。現地の人は非常に険しい山の中を通っている鬼の橋を七つの世界不思議の一つとして取り上げています。

その他の都市

コルサコフKorsakov

コルサコフ
コルサコフ

東シベリア総監であったコルサーコフ将軍を記念して名づけられていますが、日本時代は大泊(おおどまり)と呼ばれていて、稚内からの鉄道連絡船が発着していました。

ホルムスクKholmsk

ホルムスク

西海岸にあり日本時代は真岡(まおか)と呼ばれていた、ユジノサハリンスクに次ぐ第2の町。旧王子製紙真岡工場が当時のままで操業を続けています。

ノグリキNogriki

ノグリキ

ユジノサハリンスクより北へ600km。民族の伝統は失われてしまいましたが、約2000人の少数民族の人たちが暮らしています。

オハOkha

オハ

サハリン最北部の油田都市。

ブズモリエBzmorye

昭和20年までは不知火と呼ばれていました。 南サハリンがソ連に移された後、村の名前はブズモリエとなりました。日本統治時代の白縫村の中心地であった白浦に相当する。蟹の名産地として有名であり、ヴズモーリエ駅(旧白浦駅)前には、蟹の直売店が並んでいる。ブズモーリエの集落のすぐそばに日本時代の名残を残す鳥居がある。1940年建立

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